こんにちは、Breakouts!交渉役の池田慶吾です。
ここまでGAFAから中堅のハイテク株を紹介をしてきました。ハイテク株からテンバガー(株価10倍)が出ることもありますが、実際のところ10倍になるまで持ち続けるのは非常に困難らしいことがわかりました。
そこで誰でも始めやすく、続けやすい米株投資のはじめ方を考えて見ましたので紹介してみたいと思います。
また小難しいことを書き並べますが、太文字だけ追いかけてください。
1、10倍株はどうして儲からないのか〜アマゾンドットコムの例〜
2、“最高の投資“が分かっていても出来なかった私。
3、現実的な運用とは
4、ポートフォリオの例
1、10倍株はどうして儲からないのか
例えば、皆さんお馴染みのアマゾンドットコムですが、現在(日本時間8月14日朝5時の価格)は3161ドルとなっています。
もし2013年9月29日の終値、316ドルで株を買っていたら今は10倍です。

しかしチャートを見ただけでは分かりづらいですが、時々10%〜30%クラスの暴落に見舞われています。2018年終わり頃のAppleショック・2020年コロナショックを筆頭に何度か暴落局面があります。そのとき、この株を保有し続けるのは後から見るほど簡単ではありません。こんなものは、
絶叫マシンに一日中乗り続けるようなもの
だと思います。
結果論的にはアマゾンはクラウド事業とお馴染みの物販事業で“コロナの勝者“となり、コロナショックからの立ち直りで株価は驚異の1000ドル上げとなりましたが。
2、“最高の投資”を分かっていても出来なかった私
巷では「Appleを全力買いして寝てれば良い」という論調があるほど、Apple株の成長性を信じて疑わない人もいます。実際、多くの投資信託からの資金流入があるために米国自体が競争力を失わなければApple株は安泰といえばそうなのですが。
ただ、自分の資金の半分をApple株に預けたとしましょう(実際私もそうでした)。しかし明日はAppleの決算発表だと言われたとき、私は「Appleが決算で不振だったら、、、」「資金の50%を預けている株がもし10%下落したら自分の資金の5%が飛ぶ!」そう考えた時耐えられず半分売って資金の25%にしておきました。

結果としては好決算で株価は連日急騰で、決算から20%程度株価を上げています。もし資金の50%をアップル株に入れていたら私の資金は倍速で増えていましたので文字通り“最高の投資”だったわけですが、あくまで
運用者が素人
であることを考えれば、そんなの実現不可能に決まっています。悔しい、、
まあ資金の25%入れていたので、ぼちぼち儲かりましたが。
3、現実的な運用とは
結論から言うと私の提案は
- 暴落リスクの低い安定した企業
- 日本人に馴染みのある企業
- 不況でも大負けしない
- その株を保有していることを誇りに思えるか
の4つを満たすことが大切だと思います。
1、暴落リスクの低い安定した企業
成長著しい企業への投資は短期的には利益が挙げられますが、投資家の期待を裏切ると暴落してしまうことが多いため、成長ではなく安定に賭けて配当金を受け取りながらずっと投資を続けられることを第一にしましょう。
2、日本人に馴染みのある企業
パチンコ打ちに行くかもしれない友人にお金貸さないのと同じ理屈で、何をするかも知れない相手にお金を預ける人などいないからです。
そこで日常的に利用するサービスや製品に投資してみませんか?一例ですが、私はスタバでコーヒー飲むと格別に美味しい気がします😁
https://product.starbucks.co.jp/beverage/
3、不況でも大負けしない
ずっと相場を監視していられない環境の中、その時々の流行り廃りを追いかけて投資先をコロコロ変えていては本業に支障が出てしまいます。ですから、株式市場全体が下落しているときでも安泰な銘柄も組み入れて分散投資をすることが大切です。
一例として日用品を販売するP&Gは2018年冬の株式市場じり安に巻き込まれず堅調に推移していました。日本人にも馴染みのある商品ばかりですね♪
https://jp.pg.com/products/product_index.jsp
4、その株を保有していることを誇りに思えるか
一見ばかばかしく思えるかもしれませんが、株式投資を継続するモチベーションは大切です。
「○○社の株主ってカッコいい!」
と思っていれば、株価が短期的に下落をしても「お得になった」とポジティブ思考になるので投資を継続しやすいんです。株主として飲むコーラは別格ですよ☺️
https://www.cocacola.co.jp/history_/11facts
4、ポートフォリオの例
以上の条件で考えたところ、以下のようなポートフォリオになりました。
それぞれに選定理由はありますが、次回以降の記事で紹介することとします。
一部既に紹介済みのものも有りますのでご覧ください。若干拙い部分があるため、コカ・コーラとアップル(AAPL)についてはリニューアル版をいずれアップさせていただきます。