皆さんこんにちは、Breakous!交渉役の池田慶吾です。最近迷走して、外務卿とかいう中二病じみた名乗りをしていましたが、向後停止被る。
貴金属というと、「純金つみたてコツコツ♪」というメロディが流れてきませんか?金自体価値のあることは周知の事実ですが、「富裕層の家の金庫に入ってそう」と言ったイメージかもしれません。
確かに金の現物を購入するには大きな金額が必要ですが、金価格に連動するETF(上場投資信託受益権)なら比較的安価で取引できるうえに物によっては実物の金と交換可能なものもあります。*ETFって何?という方は下線部をタッチして過去記事に飛んでみてください。
1、貴金属相場とFRBのバランスシート拡大
2、相場のサイズ
3、買い方、投資信託やETFを使おう
後輩たちが最近記事を上げてくれましたので、応援お願いします!
また以下の2名が下書き中ですので、過去記事を貼っておきます。
1、貴金属相場とFRBのバランスシート拡大
貴金属の価格を押し上げる要因は何でしょうか。世界一の投資家のウォーレンバフェットも言うように「金は何も産まない」ので、保有していても金利がついたり配当金はもらえません。
それにも関わらず、利子のつく通貨をわざわざ金に交換する人がたくさんいるから金相場は上昇するのです。原因となっているのがFRB(ドル札作ってるとこ)による、
①今後2年に及ぶ0金利政策(利子つけないよ作戦)
②無制限の量的緩和策(いっぱいお金刷ります作戦)
によって、インフレが起こってドルの価値が低下しているからです。ドルを保有していても利子がつかない上にインフレで価値が目減りするぐらいなら、利子は付かないけど発掘量に限界があってインフレしない金を保有する人が増えています。要するに、
ドルよりはマシだろ
って感じで金を買い向かっています。
下がFRBのバランスシートです。バランスシートは上に行けばドルをいっぱい作っていて、下に行けばドル減らしていると考えましょう。

これを見ると、2020年から急激にバランスシートが拡大しているのがわかると思います。これはコロナショックによって大暴落した株式市場を救済するために、景気刺激策として先述の、
①今後2年に及ぶ0金利政策(利子つけないよ作戦)
②無制限の量的緩和策(いっぱいお金刷ります作戦)
を施行したことによって、大量のドルを発行して銀行や金融市場にドルを供給したことが背景にあります。
この作戦が成功して、株式市場は大きく上昇しましたがドルの価値は毀損しています。

上のチャートはユーロの対ドル交換レートとなっています。*ユーロドルは上に行くほどドル安です。チャートを見るとドルの価値はコロナショック以降急激に目減りしていることがわかると思います。

上のチャートは金価格連動のETFです。コロナショック以降急激にその価格を上げているのが見て取れます。ドルの価値が目減りするごとに、インフレに強い金の強さが目立っています。投稿日は5%も下がっていますが、、、
2、相場サイズ
金相場は株式市場に比べてその取引量が本来多くありません(10分の1程度)。しかし株式相場の先行きが不安になると、その資金が流れてくることがしばしばあります。そして株式市場の資金の数%が流れ込んできただけでも、その相場サイズの小ささゆえに大きく上昇が期待できます。
3、買い方、投資信託やETFを使おう
「金を買おう」と言うと、富裕層の金庫に入っている金の延棒とかを意識してしまうかもしれませんが、金はマーケットで先物取引が行われている上にそれに連動するCFD(差金決済取引)や投資信託・ETFまで存在します。
専門用語を並べたので困惑されたでしょうが、今回お勧めするのは投資信託・ETFです。先物取引やCFDは平日24時間取引が行われていること、空売りができることが魅力ですが、我々は一日中投資に時間をかけられませんし、上昇を期待しているので空売りもしませんから却って無駄になります。
投資信託やETFを購入する上でお勧めなのが、ネット証券の利用です。今どきのネット証券は身分証明証の写真を撮ってデータを送信するだけで簡単に自宅で口座を開設できるほか、手数料が割安な点がメリットとなります。
ETFの注文は簡単で、株取引アプリで「GLD」か「IAU」と検索して、取引数量を決定して買い注文をすればあっという間に約定します。

あとは特に監視せずに放っておきましょう。正直値動きを見ていると上がっていても不安だし、下がっていても不安です。将来が不透明なベンチャー企業に投資しているわけでもないので、毎週土曜日にその週の終値をチェックする程度で問題ありません。
*なお、投資は自己責任です。
まとめ
貴金属相場は株式市場の不安、ドルの信用不安と言ったマイナスの要因で上がることが多いです。それゆえ<安全資産>と呼ばれていて、分散投資のポートフォリオ(口座資金の分配比率のようなモノ)に組み込むのに適しているとされています。
しかし不安が払拭された時には、株式市場やドル市場に資金が還流していきますのであくまで分散の意味で購入することを意識し、大金を注ぎ込む必要はありません。
拙い記事を最後まで読んでくださりありがとうございます。以下にYoutube上で価値の高い動画を投稿されているお二方を紹介します。
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